RPO(採用業務代行)・採用コンサルティングを行う株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米田光宏、以下「ツナググループ」)は、外国人活躍支援事業の強化に向け、フィリピン海外雇用管理局(DMW)認定の送り出し機関であるリンクアジアマンパワーソリューションズ株式会社(本社:フィリピン共和国、代表取締役社長:Federico V. Corpuz、以下「リンクアジア」)と協定を締結し、2025年11月11日に調印式を執り行いました。
本協定により、ツナググループは重点テーマである外国人活躍支援をさらに強化し、日本企業の深刻な人材不足解消に貢献します。
■協定締結の背景
日本では2030年に年間約50億時間の労働需給ギャップが予測されており、国内人材の活用に加え、外国人材の活躍は不可欠な状況です。この不足時間はサービス業と医療・介護事業で大半を占めており、この2業種の労働需給ギャップを解消しない限り、インパクトを生むことは難しいとされています。また、外国人活躍支援市場は2030年までに年平均成長率28%、市場規模1兆円超と見込まれ、ツナググループはこの成長領域を重点テーマとして推進しています。
リンクアジアは、フィリピン海外雇用管理局(DMW)より正式にライセンスを付与された送り出し機関で、17年以上にわたり、フィリピン人材を国外へ送り出してきた豊富な実績とノウハウを持つ会社です。候補者の募集・選考から、日本への送り出し、そして受け入れ後の定着・活躍まで、一貫したサポートを提供し、完全日本語対応のサポート体制も万全。また、介護人材の育成に注力し、母国へ帰ってきた際も活躍できるスキルを提供するなど、持続可能な人材循環モデルを構築しています。
さらに、学生に対しては、日本語の習得に加え、日本のビジネス文化や生活習慣、マナーに至るまで、日本で生活するためのトレーニングと能力開発を同時に実施しています。これらはフィリピン人講師、日本人講師の両視点から実践的な指導を行うビジネスセンター「サムライジャパンビジネスセンター」との連携によって実現しています。この教育を通じて、学生は単に言語を学ぶだけでなく、日本企業との円滑なコミュニケーションに必要な深い洞察力を養うことができます。
フィリピンは世界最大級の労働力輸出国であり、海外で働く人材は国民の約10人に1人に上ります。この豊富な労働力にリンクアジアの強固なネットワークとツナググループの採用支援ノウハウを掛け合わせることで、日本企業の中長期的な事業成長を支えるモデルを構築できると考え、本協定を締結しました。
■本協定の概要
外国人材の送り出しに関し、両国の関係法令および規則を遵守し、教育・供給・受け入れ等の外国人活躍支援業務を円滑かつ適正に実施することを目的としています。
今後は単なる人材不足の解消にとどまらず、企業価値を高める人材のマッチングを実現します。
■今後の展望
ツナググループはパートナー企業との協業を通じ、企業の多様な人材ニーズに応える体制を構築します。さらに、外国人材の循環モデルを確立し、活躍の場を広げていきます。
採用支援の上流から下流までを包括するサービスの実現に向け、戦略的な提携やM&Aも視野に入れています。本事業は、グループの成長を加速させる重要な基盤となることを目指します。
【リンクアジアについて】
社 名:リンクアジアマンパワーソリューションズ株式会社
所在地:フィリピン共和国モンティンルパ市アラバン, マドリガルビジネスパーク2, プライム通り, 8
アントニオセントレ, 103&307号室
代表者:代表取締役社長 Federico V. Corpuz
事業内容:人材紹介事業、人材派遣事業
URL:https://linkasiamanpowersolutionscorp.com/
| 本件に関するお問い合わせ | 株式会社ツナググループ・ホールディングス 広報担当(本岡・白川) Mail:tghd-info@tsunagu-grp.jp |
|---|