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ニュースリリース

ユカリアとの戦略的業務提携に基づく共同事業 医療法人穂仁会の採用業務改革プロジェクト開始に関するお知らせ

RPO(採用業務代行)・採用コンサルティングを行う株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米田光宏、以下ツナググループ)と株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢 英生、以下ユカリア)は、2025年7月15日付「株式会社ユカリアとの業務提携に関するお知らせ」にて記載した戦略的業務提携契約に基づく共同事業の第一弾として、ユカリアの提携医療法人である医療法人穂仁会(所在地:大阪府泉大津市、理事長:原 眞理子)が運営する原病院(大阪府泉大津市)、聖祐病院(大阪府泉北群忠岡町)、介護老人保健施設アザリア(大阪府泉大津市)の3施設において、8月1日付で採用業務改革プロジェクト(以下本プロジェクト)を開始しましたので、現在までの進捗をご報告いたします。


1.本件の概要
本プロジェクトは、慢性的な人員不足と採用難という医療・介護業界における社会課題の解決を目指すものであります。ツナググループとユカリアは共同で、医療法人穂仁会が抱える「急ぎの人員確保」という課題を解決するため、採用アセスメントからRPO(Recruitment Process Outsourcing:採用業務代行)、PMO(Project Management Office:戦略推進支援)までを包括的に支援します。

2.対象医療法人における課題
本プロジェクトの対象となった医療法人穂仁会では、限られた人員体制で採用活動を行う中で、以下の課題がありました。
➀業務の属人化:採用業務が特定の担当者に集中しており、柔軟性や継続性の確保が難しい。
②業務負荷:採用担当者が他の業務と兼務しており、十分な時間の確保が難しい。
③採用フロー:応募から選考、内定に至るまでのプロセスが暗黙知として運用されており、候補者に一貫性のある体験を提供するにあたり、改善の余地がある。
④定着支援:採用後のミスマッチを防ぎ、職員が長く安心して働ける環境をさらに整えたいという希望がある。

3.取り組みの概要
これらの課題は、多くの病院・介護施設に共通して見られます。本プロジェクトでは、RPO(採用業務代行)・採用コンサルティングを主軸とし、人事課題解決に向けたソリューションを提供しているツナググループと医療機関に対する採用支援実績のあるユカリアとがそれぞれの専門性を持ち寄ることで、それらの課題を解決し、病院・介護施設の現場の負担軽減、採用成果の最大化を目指してまいります。

4.今後のスケジュール及び展望
8月~:アセスメント及び改善方針策定
・同医療法人及び競合医療法人における募集要項の調査、比較
・求人媒体の調査、選定
・採用フローの調査、再設計

9月~:RPO及びPMOの実施
・求人媒体への出稿
・応募の受付
・応募数、通過率といったKPIのモニタリング
・採用関連定例ミーティングのファシリテート
・法人内における採用自走体制の構築支援(担当者の育成、手順書整備など)

ツナググループとユカリアは、本プロジェクトを起点として、今後も病院・介護施設が抱える人材不足に対し、持続可能かつ実効性のある支援スキームの構築を目指してまいります。これにより医療従事者、介護従事者の一人ひとりが安心して長く働ける環境づくり、ひいては地域の医療・介護サービス全体の質向上に資する社会的インパクトの創出を目指してまいります。

5.今後の見通し
本プロジェクト始動による当期連結業績への影響は現時点では軽微であると見込んでおります。また、本プロジェクトにつきましては今後も継続して進捗をご報告してまいります。



本件に関するお問い合わせ 株式会社ツナググループ・ホールディングス
IR担当 Mail:ir@tsunagu-grp.jp