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ニュースリリース

2024年11月度の有効求人倍率は1.25倍、前月と同水準 ー労働市場データレポート(2024年11月度版)ー

株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米田 光宏)を母体とする、多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(拠点:東京都中央区、所長:大野 博司)」は、官公庁などが発表する労働市場関連のデータをキュレーションしつつ、分かりやすくまとめた「労働市場データレポート」を毎月発表しています。今回は12月下旬に発表された最新データをもとに2024年11月度のレポートについてとりまとめましたのでご報告いたします。
※レポート詳細はこちら

【トピックス】
1.    11月度の有効求人倍率は1.25倍。前月と同水準。
2.    完全失業率は2.5%。前月、前年同月と同水準。
3.    新規求人数は前年同月比-2.6%。伸び率は再びマイナスに。



■1.11月度の有効求人倍率は1.25倍。前月と同水準。
2024年11月度の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で、前月と同水準、前年同月差-0.02ポイントとなりました。前年同月比では2023年8月より16か月連続でマイナスとなっております。
パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.20倍、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は1.02倍で、ともに前月と同水準という結果となりました。正社員の有効求人倍率は前年同月差+0.01ポイントと2か月連続で前年同月より上昇しました。




■2.完全失業率は2.5%。前月、前年同月と同水準。
完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月、前年同月と同水準という結果になりました。年齢階級別では、45-54歳(+0.2ポイント)と55-64歳(+0.1ポイント)が前年同月より上昇しました。完全失業者数は164万人で、前年同月より5万人減少しています。




■3.新規求人数は前年同月比-2.6%。伸び率は再びマイナスに。
新規求人数の伸び率は前年同月比-2.6%と、10月度は3か月ぶりにプラスに転じましたが、再びマイナスとなりました。
産業別の伸び率では運輸業,郵便業(2.0%増)、卸売業,小売業(0.9%増)、医療,福祉(0.4%増)で増加となり、宿泊業,飲食サービス業(12.2%減)、教育,学習支援業(6.4%減)、製造業(5.9%減)などで減少となりました。



※1)当研究所では求人数の規模が大きい産業で、雇用者の中に含まれるアルバイト・パート雇用者が多い産業、具体的には建設業・製造業・運輸,郵便業・卸売業,小売業・宿泊業,飲食サービス業・生活関連サービス業・サービス業(他に分類されないもの)を7主要業種として定義しています。

(出典)
厚生労働省「一般職業紹介 (令和6年11月分)」
総務省統計局「労働力調査((基本集計) 2024年(令和6年)11月分結果)」


ツナグ働き方研究所とは
株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:米田光宏)を母体とする、2015年設立の多様な働き方の調査研究機関(所長:大野博司)。研究所では、企業人事や労働法制の分野で活躍する識者らとともに、施行される労働法制の要所と着眼点を解説していくほか、改正に至るまでの経過や背景も記録・分析しながら「あるべき姿」を提言。「働く」を取り巻くあらゆる労働法制の調査・研究機関として「雇用の未来」を拓きます。



本件に関するお問い合わせ ツナグ働き方研究所 (株式会社ツナググループ・ホールディングス) 
担当:和田
MAIL :tsuna-ken@tsunagu-grp.jp