多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(拠点:東京都千代田区/所長:平賀充記)」は、官公庁などが発表する労働市場関連のデータをキュレーションしつつ、分かりやすくまとめた「労働市場データレポート」を毎月発表していきます。
今回は2月下旬に発表された最新データをもとに2024年1月度レポートについてとりまとめましたのでご報告いたします。
※レポート詳細はこちら https://tsuna-ken.com/research_report/202401_report-1/
トピックス
1.1月度の有効求人倍率は1.27倍。前月と同水準。
2.完全失業率は2.4%。前月/前年同月と同水準。
3.新規求人数は前年同月比-3.0%。5か月連続でマイナス。
■1.1月度の有効求人倍率は1.27倍。前月と同水準。
2024年1月度の有効求人倍率(季節調整値)は1.27倍で、前月と同水準、前年同月差-0.08ポイントでした。
パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.25倍と前年同月差-0.11ポイント、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は1.00倍で前年同月差-0.03ポイントとなりました。
■2.完全失業率は2.4%。前月/前年同月と同水準。
完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月/前年同月と同水準という結果になりました。
年齢階級別では、25-34歳(+0.3ポイント)、55-64歳(+0.3ポイント)で前年同月より悪化しました。完全失業者数は163万人で、前月より7万人増加しています。
■3.新規求人数は前年同月比-3.0%。5か月連続でマイナス。
新規求人数の伸び率は前年同月比-3.0%と、5か月連続でマイナスとなりました。
産業別の伸び率では生活関連サービス業,娯楽業(5.7%増)、情報通信業(4.5%増)、学術研究,専門・技術サービス業(4.1%増)が増加となった一方で、製造業(11.6%減)、宿泊業,飲食サービス業(8.8%減)、卸売業,小売業(5.8%減)などは前年同月を下回っています。
(出典)
厚生労働省「一般職業紹介 (令和6年1月分)」
総務省統計局「労働力調査(基本集計) 2024年(令和6年)1月分結果」
■ツナグ働き方研究所とは...
株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:米田光宏)を母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。所長である平賀充記(ひらがあつのり)は、リクルートにて、FromA、タウンワーク、とらばーゆ、ガテン、はたらいくなど、主要求人メディア編集長を歴任、メディアプロデュース統括部門執行役員を経て、人と組織の研究家に転身。特に30年以上にわたり観察を続けてきた「職場の若者」について造詣が深い。昨今では、組織コミュニケーション研究の観点から「ポストコロナ時代のリモートワーク」について精力的な研究に従事。近著に「なぜ最近の若者は突然辞めるのか」(アスコム)「イライラ・モヤモヤする 今どきの若手社員のトリセツ」(PHPビジネス新書)がある。
▼過去の調査、リリース(一部)は以下に公開しております。
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2023年アルバイト探しに利用した情報源調査(2019-2023比較版)
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労働市場レポート2024年1月度版
本件に関するお問い合わせ | ツナグ働き方研究所
(株式会社ツナググループ・ホールディングス) 担当:和田
MAIL :tsuna-ken@tsunagu-grp.jp |
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