多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」(拠点:東京都千代田区/所長:平賀充記)」は、官公庁などが発表する労働市場関連のデータをキュレーションしつつ、分かりやすくまとめた「労働市場データレポート」を毎月発表していきます。今回は5月下旬に発表された最新データをもとに2023年4月度レポートについて、とりまとめましたのでご報告いたします。
※レポート詳細はこちら
https://tsuna-ken.com/research_report/202303_report-3/
トピックス
1.4月度の有効求人倍率は1.32倍。前月と同水準
2.完全失業率は2.6%。前月比-0.2ポイント、前年同月と同水準
3.景気の先行指標となる新規求人数は前年同月比で-0.9%
■1.4月度の有効求人倍率は1.32倍。前月と同水準
2023年4月度の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍。前月と同水準、前年同月比+0.08ポイントとなりました。パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.32倍で全体同様前月と同水準、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍と前月(1.02倍)を上回りました。
■2.完全失業率は2.6%。前月比-0.2ポイント、前年同月と同水準
完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月比-0.2ポイント、前年同月と同水準となりました。年齢階級別では15-24歳(-0.3ポイント)と、35-44歳(-0.2ポイント)が、前年同月比で低下しました。完全失業者数は190万人で前月比で3万人減少しています。
■3.景気の先行指標となる新規求人数は前年同月比で-0.9%
新規求人数は前年同月比-0.9%で、2年1か月ぶりに前年同月比での低下となりました。伸び率トップ3は宿泊業,飲食サービス業(8.2%増)、情報通信業(7.5%増)、学術研究,専門・技術サービス業(3.3%増)となりました。一方で建設業(9.6%減)、製造業(9.3%減)、生活関連サービス業,娯楽業(1.3%減)は伸び率が前年同月を下回っています。
出典)
厚生労働省「一般職業紹介 (令和5年4月分)」
総務省統計局「労働力調査((基本集計) 2023年(令和5年)4月分結果」
■ツナグ働き方研究所とは…
株式会社ツナググループ・ホールディングス(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:米田光宏)を母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。所長である平賀充記(ひらがあつのり)は、リクルートにて、FromA、タウンワーク、とらばーゆ、ガテン、はたらいくなど、主要求人メディア編集長を歴任、メディアプロデュース統括部門執行役員を経て、人と組織の研究家に転身。特に30年以上にわたり観察を続けてきた「職場の若者」について造詣が深い。昨今では、組織コミュニケーション研究の観点から「ポストコロナ時代のリモートワーク」について精力的な研究に従事。近著に「なぜ最近の若者は突然辞めるのか」(アスコム)「イライラ・モヤモヤする 今どきの若手社員のトリセツ」(PHPビジネス新書)がある。
■過去の調査、リリース(一部)は以下に公開しております。
【2022年アルバイト採用ブランド力調査】
コロナ禍3年、アルバイト最強ブランドは1位ダイソー!2位セリア!
https://tsuna-ken.com/research_report/baito_2022ranking/
【コロナ影響を紐解く調査⑦】職場の飲み会世代間意識調査
いまだ約7割は職場の飲み会に行っていない!GoToで解禁した人も約1割
https://tsuna-ken.com/report/20201124_2009.html
【コロナ影響を紐解く調査⑥】2020年アルバイト求職意識1000人調査
コロナ禍のバイト探しで重視するのは「安全」「近場」「短時間」
https://tsuna-ken.com/report/20200731_1976.html
【コロナ影響を紐解く調査⑤】職場の飲み会実態1000人調査
自粛明けも約8割は職場の飲み会に行っていない!会社の禁止も2割強!
https://tsuna-ken.com/report/20200710_1968.html
【コロナ影響を紐解く調査④】コロナ起因の求職意識調査
いま求職している人のうち7割が就業中!サクッと稼げる副業ニーズ高まる!
https://tsuna-ken.com/report/20200608_1955.html
【本件に関するお問い合わせ先】
ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当:和田 tsuna-ken@tsunagu-grp.jp
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本件に関するお問い合わせ | 広報担当 MAIL :tghd-info@tsunagu-grp.jp |
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