Tsuna・Good!

【社長挨拶】“楽しく”“働きやすい”社会づくりの一助となるために

2019.07.10
メッセージ

現在、マスコミ界隈や報道では、年金問題が取りざたされているようです。
個人的には、「もらえるはずの2,000万円をよこせ」等と、声高に叫ぶ論調を見るたび、今さら何を言っているのだろうと残念な気持ちになります。
その事でこのコラムを進めると、本筋から離れてしますので、一つの数字をご紹介します。

厚生労働省が発表している「完全生命表」「簡易生命表」によれば、1947年試算のゼロ歳児平均寿命、つまり現在72歳の方の男性平均寿命は50.6歳だった、1970年試算のゼロ歳児平均寿命、つまり現在49歳の方の男性平均寿命は69.3歳だった、というものです。
つまり、1969年生まれの私は、65歳まで働けばその後5年で老後を終えるシミュレーションだった、という事になります(繰り返しになりますが、年金問題とは別にして)。

いかがでしょう。勿論、不測の事態や明日にだってどうなるか分からない事を前提にしても、なかなかリアリティーが薄く、現実との乖離があるのではないでしょうか。
ちなみに2008年40歳男性の平均余命は、同資料によると40.5年です。
人生百年時代という事をさしおいても、平均寿命はシミュレーションを超えて伸びているという現実があります。

リタイアする事を、労働対価としての収益をゼロにする事とすれば、各種年金等、他収益だけでその後の人生を過ごすには、現役世代中に蓄えるか、支出を抑えるか…。
やはり、「働き続ける」という選択肢が最も現実的なのではないかと考えます。
また日本という国を何とかしないと、という観点からも重要であるように思えます。
働けるはずの人が、働かず、働いている人がその人の生活を支えるというのは、これからの人口ピラミッドからみても現実的ではありません。

私自身は年金とは蓄えではなく、現状の日本のインフラを支えるための、もしくは未来の自分ではなく、過去の日本を支えていただいた方への社会保障的な、
ある意味“税”の一種だと捉えていますが、拠出制である日本の年金制度において、一部の方に、「何で今さら、働かなくてはならないんだ」と、一定の権利意識が発生する事は否定しません。
ただ、全てがそうだと日本が破滅してしまう事も事実です。

日本が破滅してしまわない為にも、そういった方でも“楽しく”“働きやすい”労働社会を創ることが、何より大事だと考えます。
シニア労働を助けるためのテクノロジーの導入といったハード面での整備や、役割分担やシフトの柔軟性といったマネジメント面、そして受入体制やモチベーション向上にむけたソフト面において、現在労働社会が準備できているかというと、まだまだといった現状があるのではないでしょうか。

私達、ツナググループ・ホールディングスは、6月1日に、ユメックス株式会社の全株式を取得いたしました。ユメックス株式会社は、折りこみ求人チラシ「ユメックス」という媒体や、シニア向けの求職イベントを通じて、地域のシニアや主婦の皆様に求人情報を届ける事業を営んでいます。このユメックス社にある、シニアの方が持つ働き方・就業感といった知見や、求人情報そのものを活かして、来るべきシニア労働社会に対し、確固としたアプローチを行っていく意思が、全株式取得の背景にあります。

お一人おひとりの人生に、そして日本の労働社会の活性化にむけて、シニアの方が“楽しく”“働きやすい”環境で働くことができる社会づくりの一助となるよう、しっかりと努めてまいります。


2019年7月10日
株式会社ツナググループ・ホールディングス
代表取締役社長 米田光宏

プロフィール

ツナググループ・ホールディングス代表取締役社長 米田光宏(よねだみつひろ)

1969年生 大阪府出身。関西学院大学経済学部卒業後、株式会社リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)入社。 主にマーケティングや商品開発、組織コンサルティング業務を担当。一貫してアルバイト・パート採用領域に関わる。 株式会社リクルート首都圏FMカンパニー企画室長を経て、2007年株式会社ツナグ・ソリューションズ設立。 同社代表取締役社長就任。

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