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ツナググループ・ホールディングス

コロナ禍のバイト探しで重視するのは「安全」「近場」「短時間」 【新型コロナウイルス影響を紐解く調査⑥2020年アルバイト求職意識1000人調査】

2020.07.30
ニュースリリース

 当社を母体とする多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(拠点:東京都千代田区/ツナグ働き方研究所 所長:平賀 充記、以下ツナグ働き方研究所)」は、全国のアルバイト求職者16~69歳1,000人を対象に、【2020年アルバイト求職意識1000人調査】を実施しました。コロナ禍におけるアルバイトを探す求職者の意識変化について、経年で実施している「アルバイト採用ブランド調査」と合わせて実施し、考察を加え実態をとりまとめましたのでご報告いたします。

■調査結果 トピックス
1.コロナ禍で最も重視度が高まった項目は「職場の安全」。5割以上が今までより重視する傾向に
2.長時間勤務することでの感染リスクから「働く時間」も重視、短時間志向が高まる
3.通勤での感染リスクという職場外安全の観点から「働く場所」も重視、近場志向が高まる

1.コロナ禍で最も重視度が高まった項目は「職場の安全」。5割以上が今までより重視する傾向に


 ツナグ働き方研究所では、求職者がアルバイトを探す際に重視する項目について9つの因子(※1)を設定し、経年でその重視度について調査を実施しています。今年の調査では、重視度が高いトップ3は【場所/通いやすい場所にある】【安全/安心して働けそう】【仕事・現実/自分でも働くことができそう】。アルバイト選択基準のトップ3は昨年と変わらない結果となりました。
 この結果からだと、一見“アルバイトを探す求職者の心理はコロナ禍に影響を受けていない”ように見えます。しかし、上記の9因子について「コロナ禍でアルバイトを探す際に以前より重視するようになったか」と聞いたところ、「以前より重視するようになった」との回答は40.3%に上り、やはりコロナがアルバイトを探す求職者の行動心理に少なからず影響を与えていることが分かります。最も重視度が高まったのは、やはり【安全/安心して働けそう】という項目。51.2%と過半数が「より重視するようになった」と回答したことからも、「働く職場の安全性」に敏感になっていることがうかがえます。

2.長時間勤務することでの感染リスクから「働く時間」も重視、短時間志向が高まる


 コロナ禍で以前より重視するようになった項目は【安全/安心して働けそう】に次いで、【場所/通いやすい場所にある】46.2%、【環境/職場環境が良さそう】43.6%、【時間/希望の時間で働けそう】42.9 %という結果でした。先述のアルバイト選択重視度経年比較では【時間/希望の時間で働けそう】が4位までランクアップしていて、ふたつの回答結果から「働く時間」にも敏感になっていることが分かります。今回の調査を補完するために実施したグループインタビューにおいても、「長時間のシフトは怖い」「あまり長く働きたくない」という声が多く聞かれました。感染への不安から働きすぎを警戒し「短時間勤務」志向が高まっているようです。

3.通勤での感染リスクという職場外安全の観点から「働く場所」も重視、近場志向が高まる


 求職者が、職場の消毒、検温、アクリル板設置などといった安全性への配慮がなされている職場を望むのは当然です。また感染不安から「短時間勤務」志向が高まるのも分かります。こうした職場の「内」での感染に対してナーバスになっている一方で、【場所/通いやすい場所にある】への重視度も高まりも顕著です。以前より重視するようになったスコアは、【環境/職場環境が良さそう】【時間/希望の時間で働けそう】よりも上位で、求職者が職場の「外」での感染に対しても、極めてナーバスになっていることが分かります。インタビューでも「繁華街では働きたくない」「できるだけ電車には乗りたくない」「家の近所で探しています」などの声が多数聞かれました。

■まとめ
今回の調査から、コロナ禍におけるアルバイト探しのキーワードは「安全」「近場」「短時間」であることが分かりました。アルバイトを探す際に重視する項目(9因子)を、「働きがい」「働きやすさ」「働きごこち」と3つに括って概観した場合、ここ数年のトレンドは、空前の人手不足を追い風とした売り手相場から、職場の付加価値ともいえる「働きごこち」を重視する傾向がありました。しかしコロナ禍のいま、職場へ高望みするより、アルバイトするうえでのベーシックな価値である「働きやすさ」を希求する傾向が強まっているようです。

(※1)ツナグ働き方研究所が規定するアルバイトを探す際の重視項目=9つの魅力因子
●働きがい系
【仕事/理想】仕事内容に興味がある【成長】自分の成長・キャリアに役立ちそう【給与】給与・待遇が良さそう
●働きやすさ系
【仕事/現実】自分でも働くことができそう時間】希望の時間で働けそう【場所】通いやすい場所にある
●働きごこち系
【仲間】スタッフと仲良くやっていけそう【環境】職場環境が良さそう【安全】安心して働けそう

■調査概要
調査対象:
業種を問わずパート・アルバイトとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者
全国の16〜69歳の男女 1,000名(男性:500名・女性:500名)
調査期間:2020年6月24日~7月2日
調査手法:インターネット調査
有効回答:1000名

■ツナグ働き方研究所とは
アルバイト・パート専門の人材コンサルティング会社、株式会社ツナググループ・ホールディングスを母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。少子高齢化による労働力人口の構造変化やIT技術の進化、グローバル化による産業構造変化が加速する中、ますます広がりを見せるアルバイト・パートを中心とした多様な労働市場において、「個人の価値観が尊重される働き方」「現場の人材が最も輝く働き方」「21世紀をリードする多様な働き方」をテーマに、調査・研究・開発に取り組む。
所長である平賀充記(ひらがあつのり)は、リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)にて、FromA、タウンワーク、とらばーゆ、ガテン、はたらいくなど、リクルートの主要求人メディア編集長を歴任。
特に30年以上にわたり観察を続けてきた「職場の若者」には造詣が深く、「若者の働き方研究の第一人者」として活動している。近著に「パート・アルバイトの応募が殺到!神採用メソッド」「なぜ最近の若者は突然辞めるのか」がある。

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2020年アルバイト求職意識1000人調査_ツナグ働き方研究所
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本件に関するお問い合わせ
広報担当:川田(かわだ)
Mail:inq@tghd.co.jp   TEL :03-3501-0279
※新型コロナウイルス感染防止対策に伴い、お電話の受付は11時~17時の間での対応とさせていただきます。